★【病児保育のデメリット】病気の宝庫!?予約が取れない!7つの悩みと対処法

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「あれ?なんか熱い…?」

そう気づいた時には「39度!?」なんてことが子どもによくあります。

子どもは熱があっても自覚がなく、動き回っていたりするので、気づいた時には高熱。。。

しかも、「明日はどうしても仕事を休めない…」なんていう日に限って、熱を出したりするんですよね。

子どもは何も悪くない。そうはわかっていても、こちらも遊びで仕事をしているわけではないので本当に困ってしまいます。
(両親や旦那さんに頼れる環境の人が本当にうらやましい!!)

そんな時の心強い助っ人「病児保育」

※ここでお話する「病児保育」は、小児科などに併設、もしくは小児科内の一角に設けられた、病気の子供を預かってくれる施設に限定しています。

施設内には、保育士・看護師が常駐していて、医師が診察をしに来てくれたり、診察を受けに連れて行ってくれたりします。

保育園に比べ、子どもの人数に対して保育者の人数が多いことが多く、きめ細やかに一人ひとりに対応してくれます。

「病気の子どもを預けるのは可哀想…」と思う方も多いと思いますが、子どもが環境に慣れさえすれば、自宅にいるよりも恵まれた環境です。

鼻が詰まっていれば、一日に何度も吸引してもらえますし、喘息の場合は必要に応じて吸入もしてもらえます。

我が家がお世話になっていた病児保育は、医師が一日に3回も診察してくれていましたし、その日の記録は事細かに書いてお迎えの時に渡してくれていました。
(病児保育の内容に興味のある方はコチラの記事をご覧ください。)

しかし、そんなありがたい病児保育にもやはりデメリットがあります

そこで、私が実際に利用して感じたデメリットを7つにまとめてみました。

病児保育を利用する7つのデメリット

1.他の病気をもらってくる

これはみなさん心配していることではないでしょうか。保育園でさえ頻繁に病気をもらってくる我が子が、病気の子どもばかりのところで一日を過ごす…

想像しただけで、怖いですね。。。

病児保育は、施設によって受け入れに差があります。「インフルエンザは受け入れできません」など、病気の種類によっては受け入れを拒否しているところもあるようですが、我が家がお世話になっていた病児保育はなんでもアリでした。

とてもありがたい反面、新たな病気への感染リスクも倍増…。幸い酷い病気をもらってきたことはありませんが、数回「ただの風邪の症状」だったのに、病児保育の3日目から「明らかに違う症状」が出てきて、検査してもらった結果「溶連菌」だと判明。という様なことがありました。

ある程度は仕方のないことだと覚悟していましたが、子どもにも申し訳なく、溶連菌の回復までにも時間がかかり、結果その時は1週間丸々病児保育のお世話になりました。

病児保育でももちろん、細心の注意を払ってくださっていますが、何せ子どもの事。どこでも触るし、人との接触も多い。他の病気への感染はある程度覚悟しておく必要があります。

2.金銭的な負担

病児保育は健康保険が適応されません。(病児保育中の診察は処置などは保険適応です)

料金は自治体やその施設によって差がありますが、大体は2,000円から3,500円程度です。

我が家の自治体では、一律2,000円となっていて良心的だったのですが、それでも兄弟揃ってお世話になると一日4,000円かかります。

また、昼食が必要なのでお弁当を持参するか、200円を払えば簡単な食事を用意してもらえます。

兄弟合わせて月に6日お世話になると24,000円…。

もし1回3,000円だとすると、36,000円。

なかなかの出費です。

3.予約が必ずとれるとは限らない

たいていの病児保育は激戦です。一日の定員が決まっているかつ、その日に来る子どもの病気の種類によっては、予約をしていても断られることもあります。

我が家が利用してた病児保育は、前日の0時を超えた時点からネットで予約が取れます。

前日のお昼くらいまでなら予約が取れる場合が多かったのですが、夜になると大抵定員に達していて「キャンセル待ち」の状態でした。

ですので、体調が悪いかも!?と思った日はなるべく早く予約を入れていたのですが、病児保育を必要としている方はほかにも沢山いるので、むやみやたらに予約を入れるのも気がひけ、様子を見ているうちに定員オーバー…なんてことも多々ありました。

またこの「キャンセル待ち」というのが厄介で…

当日実際に子どもを連れて行ってみて、キャンセルがあるかどうかわかる。という制度でした。

なので、着替えやお弁当を用意し、体調の悪い子どもを連れて病院へ行き…「キャンセルは出ていません」となると…もう仕事を休まざるを得ません。

子どもと自分へのダメージが大きい、最終手段です。

4.保育園欠席の日が長引く

これは親としてどうかと思いますが、批判覚悟で正直にお伝えします。

ごめんなさい…。

普通の風邪だった場合、前日が37度台で、当日が36度台であれば私は保育園に行かせてしまいます。(保育園のルール的にも一応問題はないので…)

しかし、病児保育にお世話になると「今日はそんなに熱はあがりませんでしたよ!明日もう一日安静にしていればもう大丈夫でしょう♪」と言われ、翌日も病児保育にお願いすることになります。

子どもにとってはそれがいいことなのだとは分かっていても、金銭的にも送迎的にも他の病気への感染リスクにしても…できれば最短で通常の保育園へ行かせたいと思ってしまいます。

しかし、今後もお世話になるであろう関係上、先生の指示に従うことになります。

5.体調が悪い子どもを連れ出さなければならない

「病児保育」に連れていくのですから、当然体調が悪いわけです。

回復期ならいいですが、体調不良のピーク時に連れ出すのは親として心が痛みます。

また、下痢や嘔吐といった症状の時は「吐くのではないか」といった恐怖と隣合わせです。(実際に車で盛大に嘔吐して大惨事になったことがありました…。)

6.体調が悪い子どもの傍にいてやれない

これは、その人のメンタルや子ども性格にもよると思うのですが、うちの長男は大変でした。。。

とにかく私のことが大好きで、普段の保育園でもバイバイは半ベソ。そんな長男がすんなり病児保育に行くはずがありません。

体調が悪く、ただでさえ心配なのに、慣れない場所に預けられる不安から、それはそれはもう大泣き…(病児保育では泣きすぎて吐いている子をよく見かけました。)

先生に引きはがされ、扉を閉めても聞こえてくる泣き声に胸が引き裂かれる思いで、慣れるまでは私も泣きながら自転車をこいで会社へ向かっていました。

7.病児保育の場所と保育時間(送迎の負担)

病児保育がすぐ近くにある場合はいいのですが、少し離れた場所にある場合は送迎に時間がかかります。

また普段なら自転車を使って送迎をしている人でも、体調の悪い子どもの事を考えて車を使う場合もあると思います。

そうすると、遅刻・早退が必要になるかもしれません。

また、病児保育は通常の保育園より保育時間が短い場合が多いので、その点も考慮が必要です。

我が家の場合…

普段は7:30~18:15まで保育園ですごしていたのですが、病児保育は8:00から順次診察を受けて預かってもらい、お迎えは17:45厳守だったので、毎回遅刻に早退でした。

1人を保育園、1人を病児保育となるとなかなかな負担でしたし、2人とも病児保育の場合は、遅刻に早退で減給かつ保育料4,000円。

お弁当を作り、子どもの泣き声に胸を痛め…
預けるのが正解なのが自問自答し続けていました。

 

まとめ
 

このように、病児保育にもデメリットが存在します。

①新たな病気のリスク

②経済的な問題

③確実性に欠ける点

④精神的負担(親)

⑤精神的負担(子)

⑥身体的負担(親)

⑦身体的負担(子)

これらのデメリットをしっかり考慮してから病児保育を利用すると、少し負担が軽くなるかもしれません。

仕事を休むにせよ、預けて働くにせよ、どっちにして働くお母さんは大変なのです。

1人で抱え込まず、上手に人の助けを借りて甘えてくださいね。

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