「保育園へ行きはじめると色んな病気をもらってくるって本当?」
「病児保育ってどんな感じなんだろう…」
「会社の有給足りるかな!?」
仕事復帰または、仕事を新たにはじめるお母さんは、みなさん少なからずこんな不安を抱いているのではないでしょうか。
少しだけ自己紹介
仕事とわたし。そして家族のこと。
我が家には4歳と2歳の男の子がいます。私は31歳で長男を出産し、それを機に仕事を辞めて約3年間専業主婦をしていました。
そして、34歳の時、主人と話し合い、家計の足しにすべく働きにでることにしました。
 (長男2歳。次男が7か月でした。今考えるとなんて無謀なチャレンジを…と思います。笑)
まだ夜間授乳と離乳食が必要で歩くこともできない次男と、ずっと手元で育ててきて私にべったりな長男。この2人を保育園に預けて働くことは相当大変だった・・・と思うのですが、大変過ぎたせいか、イマイチ覚えていません。笑
職場は…というと、ママさんの多い会社で、子育てにとても理解があり、同僚もいい方ばかり。毎日とても楽しくすごしていました。
それでも、覚えなければいけない仕事は山のよう。お迎えがあるから残業は出来ない。帰れば戦争のような忙しさ。
楽しい充実した生活ながらも、それなりに大変な日々でした。
そこへ襲い来る病気の嵐…
「子育てに理解がある職場」そうは言っても、子どもの病気で突発的な休みを頻繁に繰り返すわけにはいきません。
突発的な休みを繰り返すことは、職場へ迷惑をかけることはもちろん、リカバリーする自分への負担もなかなかのものです。
上司に連絡を入れて頭をさげ、同僚に連絡をして頭をさげ…休ませてもらう。子どもが回復して出勤しても、「昨日はすみませんでした」と周りに頭をさげ…
さらに、休んだ翌日は激務です。
保育園のお迎えがあるので残業は出来ず、「たまった仕事」と「その日の仕事」を時間内にこなすのですから。
子どもの看病で精神的・肉体的に疲れていることも多く、辛ったのを覚えています。(私はとても恵まれた環境で、優しい人に囲まれていてもかなりのストレスだったので、理解のない職場での苦労は相当なものだと思います。)
そしてこのような状況が幾度となく繰り返されると、このストレスが家族へ向かってしまいました。
夫や子どもへの苛立ち解消のため
  「病児保育」を利用
子どもが体調を崩しても、自分が仕事を休むなんてことは微塵も頭になく、他人事のような態度の主人。
新たな病気をもらってきては、兄弟で次々うつし合い、延々と体調を崩しつづける子ども達。
さらには、看病もしていない主人がなぜか毎回子どもの病気をもらい、寝込んで仕事を休んだ日にはブチギレそうに…
  (多くないですか!?子どもの病気をもらうお父さん。気合いの違いでしょうか?)
たまに実家にも預かってもらっていましたが、両親は高齢なこともあり「インフルエンザ」や「ノロウィルス」など感染すると怖いものの時は預けたくないし、嘔吐や高熱の時は両親も「何かあったらと思うと預かるのが怖い」と言っていました。
さすがにこのままではまともに仕事に行けないし、家庭内の空気も悪くなる一方。そこで、抵抗があって避けてきた「病児保育」に登録することにしました。
仕事開始から3か月目での決断でした。
病児保育を利用してみて
病児保育の利用で、仕事を休むことがぐんっと少なくなる
病児保育を利用する決断は、私の負担をとても軽くしてくれました。
夜中に突然熱を出しても、インターネットで病児保育の予約が取れればとても気が楽でした。
「どうしよう…どうしよう…明日は休めない…」と焦ることもなくなりました。
それに、はじめは泣いていた子ども達も、保育園とは違い自由が利く雰囲気に喜ぶ様になりました。
 (例えば、大好きなお人形を持って行っても許される。好きなものを詰め込んだお弁当が食べられる。アンパンマンのDVDを観せてもらえる。など。)
しかし、保育園に通いだし1年が過ぎても、我が家の子ども達は延々と病気を繰り返し、いつしか病児保育でも一番のお得意さんになってしまいました…
先ほど、去年の病児保育の領収書を数えてみたら、兄弟合わせて60枚以上ありました…
60日以上病児保育のお世話になったということですね…。
毎月病気をしていたし、「RSウィルス」や「マイコプラズマ肺炎」など、感染系の病気は解熱後数日は登園許可が出ないので、一度病児保育にお世話になると、最低でも2日、長いと1週間丸々お世話になっていたので当然の数なのですが…
根本的な対策を考えはじめる
「ただの風邪」のように見えても、いつも何か病名がつきます…。恐ろしい…。
病児保育の存在はとてもありがたい。けれど、病児保育にお世話になるとそれなりにデメリットもある…
やはり「病気をしない」ことが大切だ…と遅ればせながら気づき、病気対策を始めたのでした。
これが効果てきめんで、気が付けば半年以上37.5度以上の熱を出していません!
  (何故か、今まで全く体調を崩さなかった私が39度出したことはありましたが…気のゆるみでしょうか…)
ありがたや…ありがたや…本当にやっと平和な日々を過ごせています。誰かが言っていた「健康が一番の節約」という言葉も実感です。
病児保育や、病気をしない対策などもまとめてみましたので、興味のある方はご覧ください。

